今週、ある工務店さんにお会いするため、H市に行ってきました。
(あえて、会社名や所在地は伏せさせて頂きます)
先方が企画しているプロジェクトのお話や、
僕がこのプロジェクトで実現したいこと、何が提供できるのかなど、
とても有意義な時間を過ごすことができました。
仲介者に感謝。ありがとうございます。
(話題には上がりませんが、きっと見ているでしょう^^)
本当は、記事にするつもりも全く無かったのですが、
知れば知るほど、とても前向きな気持ちになれたので、書くことにしました。
(後ろ向きな出来事が発生したばかりでしたので・・・。
このことについては、いずれ記事にしたいのですが、
誰かに迷惑をかけたり、誰かを不安にさせてしまう可能性があるので、
よく吟味したいと思います)
お話のあと、建築中の現場や完成した建物を拝見し、ほぼ半日ご一緒させて頂きました。
現場は予想に反して綺麗でした。(失礼^^;)
不自然なくらい綺麗な現場であれば、絶対にわかるんですが、
それは全く無く、普段からこの様子だろうというのは想像できました。
お世辞抜きにきれいな現場でした。
そして、完成した建物はというと、『非常に惜しい』の一言。
ただ、目標としている建物のイメージは伝わってきたので、
僕なりの感想を率直に述べさせて頂きました。
(こういう場で営業に徹する場合、完成品を好き勝手に批評するのは、
本来避けるべきだと思いましたが、
今回は求められていると感じたので、言わせて頂きました。)
僕が完成した建物を見る場合、プランや仕上げなども興味はありますが、一番は納まり。
『ディテール』です。
それは、おそらく建築に関係の無い仕事をしている人は全く興味がないところで、
設計者や施工者の自己満足の世界に近いところです。
最近はここにクライアントも含まれる傾向があるような気がします。
自己満足の要素かもしれませんが、
実はとても大事な要素で、ディテールがいい加減だと、
どんな高級部材を使っていても、何となく安っぽく感じられてしまいます。
そして、ここを抑えるだけで、見学者に
『何となく他の住宅とは違う』
と思わせる要素だと思っています。
今回拝見した住宅は特に『ディテール』が惜しいと思いました。
この住宅に携わった大工さんならできるはずだと感じるディテールもあったので、
『非常に惜しい』と思ったわけです。
他にも『違う』と思わせる要素はたくさんありますが、ブログではここまでにしておきます。
ある意味、設計事務所の存在意義でもあるところですので。
多分、この記事も読んで頂いていると思うので、あえて記事にしました。
感想をお聞きする機会があることを今から楽しみにしています。
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